繰り上げ返済にはデメリットもある | 住宅ローンの選び方・組み方ガイド!

住宅ローンの選び方・組み方ガイド!

繰り上げ返済にはデメリットもある

借金が減るメリットと資金が減るデメリット

 繰り上げ返済する目的は、誰でも利息を減らすためと決まっていますし、繰り上げ返済の効果を受けるには時間が掛かっても、返済した時点で効果は発生しています。

そのため、繰り上げ返済で返済額以上に借金が減るという、大きなメリットを受け続けることばかりに目を向けがちですが、資金が減るデメリットも考えなくてはなりません。

例として、財布の中に必要な分のお金しか入れないAさんと、常に余分なお金を持っていないと落ち着かないBさんが、同じ収入で住宅ローンを借りたとします。

Aさんは繰り上げ返済をこまめにして、可能な限り利息を減らしながら返済し、Bさんは程々に繰り上げ返済して利息を減らし、手元にもお金を残しながら返済していきます。

損得では間違いなくAさんが得をしますが、繰り上げ返済の方法論としては、資金が減るデメリットを考慮したBさんの方が、正しいと考えられています。

キャッシュフローは確実に悪化

 キャッシュフローとは、財務で良く使われる言葉で、現金(もしくは預金)が増えたらプラスに、現金が減ったらマイナスにするという、極めて単純な計算によって求められます。

日常的に家計で行われている、給料収入から生活費などの支出を引いて、その月が黒字か赤字か確認する作業は、キャッシュフローを計算しているのです。

繰り上げ返済をキャッシュフローの観点から捉えると、現金が出ていくだけなので、キャッシュフローは悪化するだけです。

より正確に言うなら、返済額軽減型の繰り上げ返済では、毎月の返済額が減ることで、差額が少しずつ現金として残るため、長期的に見ればキャッシュフローはプラスになります。

しかし、100万円の繰り上げ返済で返済額を5,000円軽減しても、100万円を取り戻すためには200ヶ月を要し、短期的には確実にキャッシュフローが悪化します。

リスク回避は家庭でも同じ

 企業会計では、キャッシュフローの悪化は当然良い事ではなく、利益が出ていても売掛金などで現金が不足すると、資金繰りが悪くなって倒産リスク(黒字倒産と呼びます)が高まります。

家庭においても同じ事で、キャッシュフローの悪化は、出費というリスクへの耐性も弱めてしまうので、リスクに備えながら繰り上げ返済を行うのが理想です。

現代の日本においては、3割は貯蓄ゼロ世帯と言われていますから、貯蓄が無くても大丈夫だと思うでしょうか?

住宅ローンで多額の借金をしている貯蓄ゼロと、賃貸に住み借金を避けて生活している貯蓄ゼロを、同じレベルで考える人はいないはずです。

例えば、いつ自分の体に大きな病気が見つかるかもしれず、突然会社が倒産して、働く場を失うかもしれません。

住宅ローンを抱えているなら、数ヶ月分の生活費は蓄えておき、その上で繰り上げ返済に回すくらいの余裕がないと、思わぬリスクに対応できなくなります。

住宅ローンは比較が大切!

住宅を購入する際、紹介される提携ローンは購入者に不利な場合が多く、言われるがままに契約するのは非常にもったいないです。私も使った一括審査サービスをご紹介します。私は8大疾病保証もつけて最も低金利で組みました。

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